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2024.03.05サービス情報,プレスリリース

天井工事の作業負担を減らす 「天井ボード楊重装置」を開発

「世界一ひとにやさしい現場を創る」をミッションに、建設現場の省力化・省人化を実現するロボットソリューションを提供する建ロボテック株式会社(本社:香川県三木町 代表取締役社長兼CEO 眞部達也、以下、建ロボテック)は、内装工事の天井施工作業時の負担を減らす「天井ボード楊重装置」を開発し、2024年夏ごろの市販化を目指すことをお知らせします。

■開発の背景

 一般住宅やマンション・アパートの天井施工作業では、天井の下地となる石膏ボード等(以下、天井ボード)を貼る作業を行いますが、従来の天井ボードの貼り付けは、人が脚立を使って20㎏以上の重量があるボードを手や体で押さえつけながら固定する必要がありました。脚立上では不安定な姿勢で重い天井ボードを支えながらの作業になるため、職人への身体的な負担が大きく危険な作業でした。

 

■「天井ボード楊重装置」の概要

建ロボテックは、天井ボードの取付作業を1人で安全に行うことを可能にし、作業の省力化・負担を減らす「天井ボード楊重装置」を開発しました。

これまでの従来機器は空気の力で重い物を差し上げる機構が多く、コンプレッサーを使用するため、狭い現場内での電源配線の取り回しやビス打ち用コンプレッサーを別に用意する必要がある等の問題がありましたが、それに代わる動力としてバッテリー式手持ちインパクトドライバーを動力として利用する方法を生み出しました。また、楊重に不足するトルクは、独自の機構を開発し解決しました。

 

今後は、狭い作業領域で活用可能なコンパクトさと安全性を両立できるように開発を進め、2024年夏ごろの市販化を目指してまいります。

 

■本プレスリリースPDF

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