「世界一ひとにやさしい現場を創る」をミッションに、建設現場の省力化・省人化を実現するロボットソリューションを提供する建ロボテック株式会社(本社:香川県木田郡三木町 代表取締役CEO眞部達也、以下、建ロボテック)の主力商品である協働型鉄筋結束ロボット「トモロボ」が、第34回中小企業優秀新技術・新製品賞「一般部門」(主催:りそな中小企業振興財団、日刊工業新聞社)において、中小企業の範となる特に優秀なものに授与される『中小企業庁長官賞』を受賞しました。
■協働型鉄筋結束ロボット「トモロボ」の概要
トモロボとは、建設工事における単純作業を人の代わりに行う「人とともにはたらく」協働型ロボットソリューションの総称です。その一つ「鉄筋結束トモロボ」は、市販の手持ち電動工具をセットするだけで、鉄筋工事における単純作業である結束作業を自動化できる協働型ロボットです。
このロボットの導入により、現場で働く職人は辛い単純作業の反復から解放され、より高度な技術を必要とする場で“職人力”を発揮することが可能となります。建築工事が主となる細径(φ10~16㎜)の鉄筋結束に対応したタイプに加え、土木工事やインフラ工事に使用される太径(φ19~29㎜)に対応した「太径鉄筋結束トモロボ」の2タイプを提供しています。これまで発売から2年で累計44台を販売し、稼働実績は日本全国で100件以上になります。
建ロボテックは今後、建設工事28業種全体の省力化に寄与できるよう、ロボットソリューションのさらなる開発に取り組みます。ミッションである「世界一ひとにやさしい現場を創る」を忠実に果たし、「トモロボ」という名前に込めた、ロボットと人が共に働き、楽しく、魅力ある建設現場の実現を目指します。
■建ロボテック株式会社 代表取締役CEO眞部達也 コメント
この様な名誉ある賞を賜りまして大変嬉しく思っています。また、これまで開発に際しご協力いただいた皆様方をはじめ、より使い易く、より便利にするためにアップデートを続けている仲間達に対し感謝申し上げます。
本賞受賞によって多くの皆様に、労働人口減少や毎日繰り返される過酷な環境下での作業など、建設産業が抱える大きな課題解決のための取り組みを知っていただけると期待しています。受賞商品であります「トモロボ」は、人と共に働く協働ロボットのブランド名です。さらにラインナップを拡充し、より多くの方の生き方をより良くするために邁進してまいります。
■第34回中小企業優秀新技術・新製品賞とは
国内最大級の中小企業の製品・技術コンテストになります。りそな中小企業振興財団と日刊工業新聞社が主催し、日本産業の発展に寄与する目的で、1988年から独創的で市場性に富んだ新製品や新技術・新ソフトウエアを表彰しています。第34回は「一般部門」と「ソフトウエア部門」で応募を募集していました。
審査には、学識経験者・主催関係者などで構成される審査委員会と、各分野の専門家による専門委員会において審査されます。「優秀性」「独創性」「市場性」を中心に審査を行いますが、「中小企業らしさ」「環境への配慮」「社会的有用性」なども考慮されます。
中小企業優秀新技術・新製品賞 (外部サイト)
■建ロボテック、「パートナーシップ構築宣言」に参加しました!
「パートナーシップ構築宣言」は、サプライチェーンの取引先や価値創造を図る事業者との連携・共存共栄を進めることで、新たなパートナーシップを構築することを、企業の代表者の名前で宣言するものです。
「パートナーシップ構築宣言」ポータルサイト (外部サイト)
建ロボテックでは、私たちと一緒に「世界一ひとにやさしい現場を創る」メンバーを募集しています。
建ロボテック採用情報 (外部サイト)
■建ロボテック株式会社について
「世界一ひとにやさしい現場を創る」
建設現場出身の創業者が2013年に設立したベンチャー企業です。
建設現場の状況やニーズに則した、『実践的な省力化・省人化ソリューション』を独自開発。
人とともに働く協働型ロボット「トモロボ」や鉄筋工事の省力化製品「速鉄」など、建設現場の 「生産性向上」と作業者の「安全確保と負担軽減」を真に促すソリューションを通じて、建設産業の健全な進化・発展に貢献いたします。
会社名: 建ロボテック株式会社
所在地: 香川県木田郡三木町大字上高岡246-2
設立日: 2013年7月
代表者: 代表取締役CEO 眞部達也
事業内容: ・省力化・省人化ロボットソリューションの開発・販売
・スマート施工コンサルティング、DXコンサルティング
・労働環境改善資材の開発・販売
・受託開発(新規開発・改造開発)、開発コンサルティング