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2021.07.08サービス情報,プレスリリース

人の代わりに自動で鉄筋結束作業を行い、建設現場の省人化・省力化を実現する『全自動鉄筋結束トモロボ』を開発。国内初、現場で実利用可能な量産機の年内提供開始を目指す

 

「世界一ひとにやさしい現場を創る」をミッションに、建設現場の省人化・省力化を実現するロボットソリューションを提供する建ロボテック株式会社(本社:香川県木田郡 代表取締役:眞部達也、以下、建ロボテック)は、人の代わりに自動で鉄筋結束作業を行う協働型ロボット『全自動鉄筋結束トモロボ』の開発を終え、年内の量産機提供スタートを目指します。また、7月14日からインテックス大阪で開催される「第4回自動化・省人化ロボット展」に出展し、プロトタイプをお披露目します。

 

■建設業界では、「現場の働き方改革」と「生産性向上」への対応が急務
建設業界では労働者数の減少傾向が続き、2025年には必要な労働者数に対して約130万人不足する需給ギャップが発生する見通しです。少子高齢化の影響で若者の構成比は低く、また、労働時間や休日条件等を理由に30歳未満の3年目離職率は約4割に達する等、若者の離職率は高い傾向となっています※。建設業界は現状、いずれ帰国する海外技能実習生に頼らざるを得ず、労働者数不足は根本的に解決に至らず、技術力断絶や人材が育たないなどの問題にもつながります。

 

また、近年の週休2日制推進、そして、「働き方改革関連法」の施行による2024年4月の「時間外労働の上限規制の適用」により、生産時間が大幅に低下し、利益圧迫も予測されるなか、業界では「働き方改革」、「生産性向上」、「職人力を発揮できる環境づくり」への対応が急務となっています。
※ 出典:厚生労働省・労働市場分析レポート

 

■ロボットを活用した「スマート施工」導入で、現場の「生産性向上」と「職人の負担軽減」を実現
建ロボテックは、建設現場出身の創業者のもと、建設現場の状況やニーズに則し、現場の「生産性向上」と「職人の負担軽減」を真に促す実践的なソリューションを独自に開発し、提供しています。主力製品の『トモロボ』は、建設工事のさまざまな単純作業を人の代わりに行う協働型ロボットです。ロボットが現場職人の代わりに辛い仕事をこなすため、作業を効率的に推進できると同時に、職人は辛い単純作業から解放され、より高度な技術が必要な場で“職人力”を発揮できます。

 

建ロボテックは、ロボット本体とともに、「ロボットを活用したスマート施工」の導入から運用、アフターケアまでの全プロセスに必要なサポートを包括したソリューションを、ワンストップで従量課金制にて提供することで、工事を担う企業の「スマート施工」のスムーズな導入を可能とし、「生産性向上」と「職人の負担軽減」の実現をご支援しています。

 

■国内初、現場で実用可能な「全自動鉄筋結束トモロボ」量産機の年内提供スタートを目指す
『トモロボシリーズ』の第一弾として、市販電動工具をセットするだけで、建設工事に不可欠な鉄筋結束作業を人の代わりに行う「鉄筋結束トモロボ」を開発し、2020年1月から提供開始。建設現場で実利用が可能な、小規模から大規模まで規模に応じて柔軟に鉄筋結束作業に対応できる小型の鉄筋結束ロボットソリューションは国内初となります。

 

鉄筋工事において約2割の工数を占めると言われている鉄筋結束作業は屋外にて中腰姿勢で行う必要があり、現場職人の大きな負荷が課題となっていました。「鉄筋結束トモロボ」は鉄筋上を自律走行し、鉄筋の交点をセンサーで感知し1か所3秒弱で結束作業を自動で行います。「鉄筋結束トモロボ」を活用したスマート施工の導入により、鉄筋結束作業の4割弱を削減し、建設現場の生産性向上や職人の単純作業からの解放に貢献しています。現在、約50台が全国で稼働しており、これまでに21の企業、56の現場に利用いただいています。

 

このたび、建ロボテックでは、さらなる生産性向上を目指し、「鉄筋結束トモロボ」のレーンチェンジを自動化した「自動スライダー」を新たに開発しました。従来型では、鉄筋両端の折り返し地点でのレーンチェンジを人が手動で行う必要があり、1人のオペレーターによる同時運用は3台までが限界でした。今回の開発では、トモロボをレーンチェンジさせるための「スライダー」にセンサーと運搬モーターを搭載、新たに開発したトモロボとスライダー間の動作アルゴリズムにより、自動で連携し移動できるようにしました。レーンチェンジ完了後、「自動スライダー」は次のレーンチェンジ箇所に移動して待機し、トモロボが到着すると次のレーンチェンジ作業をすべて自動で行います。

 

 

レーンチェンジをする鉄筋の端に「スライダー」が移動し、トモロボの到着を待つ。鉄筋結束作業を終えた後、トモロボは待機している「スライダー」に移動し、スライダーに乗る。トモロボが乗った後、スライダーは次の鉄筋結束作業場所に移動する。これらすべてを自動で行う。

 

 

スライダー用のレールは、どの工事現場にも備わっている「鉄筋」をそのまま使用できるので、追加コストが発生しないことも利点の1つです。この新たな開発により、「鉄筋結束トモロボ」の動きが全て自動化され、オペレーター1人で6台以上の同時運用が可能となり、トモロボ活用による省人化・省力化がさらにパワーアップします。

 

今後、量産機開発に向けて10月から試験運用を行い、国内初の現場で実利用が可能な小型全自動鉄筋結束ロボットソリューションの年内提供開始を目指し、開発を進めていきます。また、自動スライダーにトモロボの運用管理機能を搭載したオペレーターロボットの開発についても、今年中の完了を目指し、推進いたします。

 

■「第4回 自動化・省人化ロボット展」にお披露目出展します!
2021年7月14日からインテックス大阪にて開催される「生産現場におけるロボット活用を推進する専門展示会 第4回自動化・省人化ロボット展」にて、「全自動鉄筋結束トモロボ」をプレお披露目出展いたします。

 

イベント名: 生産現場におけるロボット活用を推進する専門展示会 「第4回自動化・省人化ロボット展」

日時:    2021年7月14日(水)~7月16日(金)
場所:    インテックス大阪 6号館
出展ブース: 6B-U14

 

建ロボテックでは、「世界一、ひとにやさしい現場を創る」をミッションに、人とともに働く協働型ロボット「トモロボ」をはじめとする省人化・省力化ソリューションを通じて、建設現場の「生産性向上」と「作業者の負担軽減」を実現し、建設産業の健全な進化・発展に貢献し続けてまいります。

 

建ロボテック株式会社について
「世界一、ひとにやさしい現場を創る」
建設現場出身の創業者が2013年に設立したベンチャー企業です。建設現場の状況やニーズに則した、『実践的な省力化・省人化ソリューション』を独自開発。人とともに働く協働型ロボット「トモロボ」や鉄筋工事の省力化製品「速鉄」など、建設現場の「生産性向上」と「作業者の負担軽減」を真に促すソリューションを通じて、建設産業の健全な進化・発展に貢献いたします。

 

会社名:  建ロボテック株式会社

所在地:  香川県木田郡三木町大字上高岡246-2

設立日:  2013年7月

代表者:  代表取締役CEO 眞部達也

事業内容: ・省力化・省人化ロボット・ソリューションの開発・販売

      ・スマート施工コンサルティング

      ・労働環境改善資材の開発・販売

      ・受託開発(新規開発・改造開発)、開発コンサルティング

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